オルソケラトロジー

寝ている間に視力矯正が
できるオルソケラトロジー

寝ている間に視力矯正ができるオルソケラトロジーオルソケラトロジーとは、毎日寝る前に「オルソケラトロジー(OKレンズ)」を着け、朝起きた後に外すことで角膜のカーブを変えていく(視力を矯正していく)治療法です。ナイトレンズ、ナイトコンタクトレンズとも呼ばれており、「オルソK」と省略して呼ばれることもあります。軽度~中度の近視・乱視に向いている方法で、未成年から中高年まで、幅広い年代の方に装用していただけるコンタクトレンズです。
早いと数日~1週間で効果を実感し、患者様の90%は1ヶ月~3ヶ月以内に目標の視力まで回復したと報告されています。
レーシックとは違い、角膜を削る必要はありません。コンタクトレンズの装用を止めれば、元の状態へ戻すことも可能です。

オルソケラトロジーの仕組み

寝る前にレンズを着けることで角膜前面の形を変えていきながら、外した後の裸眼視力を向上させていきます。変形された角膜の形は一定の期間維持するため、その間の裸眼視力は良くなります。

オルソケラトロジー治療は
どんな人におすすめ?

適している方

  • 小学生高学年から40歳くらいまでの方
  • 目の病気(角膜疾患・緑内障・ぶどう膜炎・網膜疾患・弱視など)がない方
  • 近視度数が-1.00D~-4.00D程度の方
  • 近視、乱視の屈折度数が安定している方

適していない方

  • 上記適応条件を満たさない方
  • 重症なドライアイがある方
  • 妊娠中、授乳中の方
  • 夜間に運転をされる方
  • 十分な睡眠時間をとることができない方(6時間以上の睡眠)
  • 適応検査の結果、矯正不可能または矯正可能率が低いと判断された方
  • 医師の指示やマニュアルに従ってコンタクトレンズを取り扱うことができない方

オルソケラトロジーの
メリット・デメリット

メリット

  • メガネやコンタクトレンズを装着せずに一日を過ごせる
  • 手術が要らない
  • 子どもの近視進行を抑えることができる
  • コンタクトレンズがつけられないスポーツ(水泳、格闘技など)ができるようになる
  • 装用を中断すれば元の状態へ戻せる

デメリット

  • 強い乱視や遠視の方には適していない
  • 毎日レンズケアする手間がかかる
  • 毎晩レンズを着けなければならない
  • 定期的に検診を受ける必要がある
  • 夜間のハロー・グレア(光が散らばってまぶしく見える現象)が出る可能性もある

オルソケラトロジー
開始までの流れ

1受診(保険診療)

受診(保険診療)適応検査の前に1度受診をしていただき、目の状態を確認します。
オルソ適応になる場合は、次回適応検査を受けていただきます。

2適応検査(自由診療)

適応検査(自由診療)オルソケラトロジーの適応検査は完全予約制になっています。
受付、もしくは電話で予約の上来院してください。
検査・診察に2時間~3時間かかります。(レンズの種類により時間が異なります)

コンタクトレンズを使用されている方へ

コンタクトレンズを装用していると正確な検査ができなくなります。
コンタクトレンズを使用されている方は、適応検査を受ける前(受診日は含まない)
下記の期間はコンタクトレンズの使用を中止していただく必要があります。

※ハードコンタクトレンズ:3日間
※ソフトコンタクトレンズ:1日間

また、現在使用のコンタクトレンズや眼鏡は度数によっては合わなくなるため、オルソケラトロジー治療開始後は使用できません。

32週間のトライアル
スタート

2週間のトライアルスタートトライアル中に目の異常を感じた場合は、レンズの装用を中止し、早めに受診をしてください。

4トライアル開始1週間後の定期検査

トライアル開始1週間目を目安に1度受診をしていただき、オルソケラトロジーの効果を確認するための検査を行います。

5トライアル開始2週間後の定期検査

トライアル開始2週間後の定期検査トライアル開始2週間目を目安に再度受診をしていただき、オルソケラトロジーの効果を確認するための検査を行います。

オルソケラトロジー
治療のリスク

オルソケラトロジーはレンズが目に直接触れるため、一般的なコンタクトレンズと同じようなリスクがあります。そういったリスクを抑えるために、しっかりとレンズケアを行いましょう。

角膜炎・角膜上皮障害

レンズの洗浄不足や間違ったケア方法・装着方法などによって起こります。コンタクトレンズの合併症の中では一番多いもので、特にオルソケラトロジーのレンズは、通常のコンタクトレンズよりも洗浄不足になりやすいので要注意です。
容態によっては、点眼治療やコンタクトレンズの使用を中止することもあります。
「ただしく、きちんとレンズを洗浄する」「角膜を保護するため、着脱する際は人工涙液などの点眼薬をさす」といった対策を心がけましょう。

角膜内皮障害

角膜内皮細胞は、角膜の内側に位置しているもので、角膜の透明度を保つのに必要な組織です。一度でも障害を受けると細胞の数が減少します。そして細胞は二度と再生しません。
細胞の数が少ないと、白内障などの手術が受けられなくなったり、視力低下によって角膜を移植しなければならなくなったりします。
正しくレンズを使用していれば角膜内皮障害は起こりませんので、レンズケアはきちんと行いましょう。当院では角膜内皮障害のリスクを抑えるため、「2年に一度は新しいレンズに交換する」「定期的に精密検査を受ける」よう案内しています。

巨大乳頭結膜炎

コンタクトレンズやレンズケースに付着した汚れなどに対する「アレルギー反応」です。アレルギー反応として、目のかゆみやゴロゴロ感、充血、目やになどが現れます。
レンズケースも長期間使用し続けるとだんだん汚れが溜まっていくため、定期的に交換することをお勧めします(当院では、3ヶ月に一度の交換を勧めています)。
使っていないレンズケースは水道水で洗い、きちんと乾燥して保管しましょう。

角膜感染症(角膜潰瘍)

オルソケラトロジーのレンズは複雑な形をしているため、通常のレンズより汚れや細菌が残りやすくなっています。レンズに細菌や汚れが溜まると、角膜感染症が起こりやすくなります。特に緑膿菌やアカントアメーバに感染すると、重い症状が現れ、最悪の場合失明になる恐れもあります。
「レンズケアを徹底する」のも大事ですが、「目の痛みや充血、ゴロゴロする感じがあったら無理してレンズを着けずに、すぐに眼科へ行く」という対処法も頭に入れておきましょう。

オルソケラトロジーの
治療費は医療費控除が
受けられます

オルソケラトロジーは保険適用外の扱いです。角膜を矯正させて視力を改善させる治療法の対価として認められているため、年間の医療費自己負担額として含めることが可能です。
年間の医療費自己負担額が「10万円を超えた」場合は、確定申告を行う時に、医療費控除を申請することができます。
制度の詳しい内容につきましては国税庁のページをご確認ください。

オルソケラトロジーの
よくある質問

オルソケラトロジーのレンズはどのぐらいの時間装用するのですか?

6時間以上、就寝時に装用していただきます。

オルソケラトロジーの効果はどれぐらいで出ますか?

個人差はありますが、治療の効果が出始めるのは3日後ぐらいから、視力が安定するのに約1週間~1カ月ぐらいかかります。

治療プログラムの途中で中止した場合どうなりますか?

レンズの装用を中止すると視力は徐々に元に戻ります。
本治療用レンズは一般のコンタクトレンズと違い、販売品ではありません。
治療プログラムの途中で、治療を中止した場合はレンズを返却していただきます。

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